玄天黄地

学生時代、箸にも棒にも掛からなかったアホの子が、やっと普通のアホになれるか?

残念なりイナヅマ娘

 体調を整えて(昨日は一日あきらめて)NHK杯戦をみたのだが、里見さんはほとんどいいところなく負けてしまった。


 師匠の森九段が言われていたように、▽3六歩の場面で▲7六銀としていればどうなっただろうか。序盤、やや息苦しい場面で動き、中盤、勝負に出るべきところで出られなかったのだから、敗戦は仕方ないところ。感想戦でも早い段階で分岐した局面ばかりが検討されたのだから、途中から一方的だったということである。
 名人やA級棋士が相手ならともかく、中堅どころにこれでは、まだまだ修行していただかなくてはなるまい。男女差がないはずの将棋で、そのことを証明するのは現時点では里見さんしかいないのであるから、がんばってほしいのであった。