言わぬが花
いろいろと言いたいことがあった。ような気がする。
本人を目の前にして、なぜか、言いたかったはずのことを言わず、自分でも驚くような穏当な挨拶をした。でも、それで気が楽になった。
1時間後。言いたかったはずのことは言わなくて良かったのだと本心から思えた。
顔を見て話をすることは大切だ。顔を見たから、気が変わって、穏やかな話ができたのだと思う。顔が見えないところで、思った通りの攻撃的なことを言ったりすると(書いたりすると)、結局自分に返ってくることになるだろう。しばらく「とっさの書き込み」をしないようにしていて正解だと改めて思った。
こんな些細なこと、分かっている人には大昔から当たり前のこと、であっても、自分の感覚として悟ると、半日くらいは気持ちが良いんだよね。まったく未熟者め。
こうして自分は新しい道(といってもちょっと向きが変わっただけの道)を歩いて行く。