青い花
見えていても見ていない、という話。
4月に異動になって、20分ほど毎日歩くようになった(そのほか、80分ほど電車に乗っている)。普段はできるだけ高速で歩いていて、そのため、頭の中では Allegro の曲が鳴っている(♪=126程度、たとえば Baby Don't Cry とか We are the music とか)。
今日は、ふと、テンポを下げて、Allegretto で歩いてみた(♪=102程度、BGM は Velvet Sauce)。
そうしたら、往路も「あれ、こんな家あったっけ」状態だったのだが、帰路、突然大量の花が目に入ったのだった。
そんな馬鹿な、である。今まで何を見て歩いていたのか。いや、多少の花は目に入っていたのだが、おそらく30種類以上の花が咲いていることに初めて気づいたわけである。しかも、その中には青い花が何種類か混じっていた。青い花なんて滅多にないと思うのに。
で、詳しい方( @BiotopeGarden 様)にご教示頂いた。
メドウセージ(Meadow Sage)サルビアの仲間だそうだ。ツユクサの仲間かと思ったのは私の錯覚。
オキシペタラム(oxypetalum)。写真だと判りにくいかも知れないが、花びらが実は肉厚で、近づいてみるとまるでヒトデである。
これは知人に紫陽花系だと教えて頂いた。確かにそんな感じがする。特に中央部分。正式には、ガクアジサイ“マナスル”セルリアンブルーなのだそうだ。平成18年登録!とあるから、新種らしい。